女性が主人公の手塚治虫漫画のおすすめを紹介します

漫画・アニメ

手塚治虫の漫画は全部で600作以上あります。


少年向け、青年向け、SF、短編集などジャンルも豊富にあります。


そんな手塚作品の中でも僕が実際に読んでみて面白かったものを紹介しようと思います。


中でも今回は女性が主人公の手塚漫画のおすすめについてです。


手塚治虫の漫画でおすすめが知りたい

女性が主人公の手塚作品を知りたい

という人に向けて書かれています。


人間昆虫記

芥川賞を受賞した新進作家・十村十枝子(本名、臼場かげり)。芥川賞の授賞式が行われている最中、別の場所では同姓同名の臼場かげりが自殺を図った。十枝子は以前女優としてある劇団で活躍していたが、突然デザインの分野で国際的な評価を持つニューヨーク・デザイン・アカデミー賞を受賞した。そして今度は芥川賞。マルチな天才ぶりを発揮する才能に嫉妬と憧憬を抱く雑誌記者の青草亀太郎は、十枝子が所属していた「劇団テアトル・クラウ」の演出家・蜂須賀兵六から十枝子が他人の才能とその作品を模倣し、盗み取ってきた事を知る。しかし亀太郎は十枝子が雇った殺し屋の蟻川平八に殺害されてしまった。

人間昆虫記 Wikipedia


一巻で完結なのですぐに読めます。


手塚治虫作品には多くの女性主人公が出てきますがその中でも大好きな作品です。


ミステリアス、サスペンスのいいとこどりのこの漫画は手塚作品の真骨頂です。

奇子

昭和24年、戦争から復員した天外仁朗はGHQのスパイになっていた。ある時、命令で共産主義者の男の殺人(通称・淀山事件)に関与するが、その男は仁朗の妹・天外志子の恋人であった。さらに事件関与後、血のついたシャツを仁朗が洗っている時、近所に住む知的障害者の少女・お涼と、自分の父親と兄嫁との間にできた少女・奇子がそれを見てしまう。仁朗はお涼を口封じのため殺し逃亡する。奇子は一族の体面のために肺炎で死亡したことにされ、天外家の土蔵の地下室に幽閉されたまま育てられる。登場人物の性格と利害関係が複雑に絡み合い、世間に知られることなく時は過ぎる。やがて戦後の不穏な空気は薄れ、高度経済成長の時代を迎え、道路計画が持ち上がる。これを機に、物語は大きく展開する。

奇子 Wikipedia


これを初めて読んだときは衝撃的でした。当時僕は高校生だったのでその時の衝撃は今でも忘れられません。


中身が濃く奥が深い物語を漫画で表現し仕上げる手塚治虫のすごさを感じる作品です。


読む人を選ぶ作品ではありますが、手塚治虫渾身の問題作です。

ばるぼら

小説家・美倉洋介は耽美派の天才として名声を得ていたが、異常性欲の持ち主であることに日々悩まされていた。ある日、新宿駅で彼はアルコール依存症のフーテン娘・バルボラと出会い、彼女をマンションに居候させることとなる。バルボラはことある毎に美倉のマンションを出るが、そのたびにまた彼の家に居ついてしまうのだった。やがて美倉は、ミューズの末妹かつ現代の魔女であるバルボラと、彼女の母ムネーモシュネーを通じて、黒魔術世界とかかわりを持つようになっていく。

ばるぼら Wikipedia


手塚治虫の息子である手塚眞氏により映画化もされた作品です。


女性でばるぼらが好きっていう人結構多いです(よく聞きます)


ストーリーも衝撃的と言うよりもどこか不思議な感じです。


読み進めていくとそのストーリーに引き込まれていく傑作のひとつです。

まとめ:手塚治虫漫画は短期完結作品が多く読みやすい


手塚作品は膨大にありますが短期作品も非常に多いです。


女性を主人公とした手塚作品は他にもいくつかありますが、実際に読んで面白い特に大人向けの漫画を選んでみました。


手塚治虫の最高傑作漫画についてはこちらの記事で書きました。



読まないともったいない!面白くて最高傑作な漫画のおすすめ紹介します |




今回紹介した漫画で特におすすめは「人間昆虫記」です。


面白いのでまだの人はぜひ読んでみてください。


この記事はこれで終わりです。


最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^)v

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