犬も人と同じよう歯は大切で健康な歯を維持するためにもデンタルケアは欠かせません。
しかしながら、愛犬の歯を磨こうとすると嫌がって歯磨きをさせようとしないこともよくあります。
歯ブラシで歯を磨くことができず、歯磨きガムだけでデンタルケアを済ませてしまうケースも多いのではないでしょうか。
歯磨きガムだけでは犬のデンタルケアがきちんとできているわけではありませんので、これだけにすることはあまりよろしくありません。

愛犬に歯磨きガムだけ与えて噛ましておくのは手間もかからず楽だけどデンタルケアとしては不十分だよ。
犬に歯磨きガムだけでケアするのは不十分

愛犬のデンタルケアで歯磨きガムだけで済ませてしまう飼い主さんもいますが、これだけでは不十分です。
歯磨きガムだけでは健康な歯を維持していくのは難しいということです。
お口の汚れをすべて落としきれるわけではない
そもそも歯磨きガムとは噛むことで歯に付着した歯垢を落としたり、汚れを落としたりすることができます。
しかし、お口の中の汚れをすべて落としきれるわけではありませんので注意が必要です。
固すぎる歯磨きガムを与えるのは注意が必要
噛むことで歯の汚れを落としたり歯垢を落としたりするのであれば、歯磨きガムは固い方がいいと思うかもしれません。
しかし、固いものを与え続けていると犬の歯は欠けたり奥歯が割れたり、すり減ったりすることがあるので注意が必要です。
歯磨きガムを選ぶと良きは固すぎず程よい硬さの弾力性のあるものを選んでおきましょう。
歯ブラシを嫌がる犬には歯磨きガムは効果的
歯ブラシに強い拒否反応を示し、歯を磨かそうとしない犬には歯磨きガムは有効手段になります。
また、歯磨きがきちんとできる犬には歯磨きガムを補助的に与えたり、おやつとして与えることもできます。
歯磨きガムを与える時のポイント

歯磨きガムを与える時にはおやつを与えるみたいにポイっと渡さないようにしましょう。
ポイっとおやつのように渡すと噛まずに飲み込んでしまったりあっという間に食べ終わったりすることもあるためです。
これだと歯磨きガムの効果はあまり得られません。
ちなみに歯磨きガムはおやつとして基本的に作られているので飲み込んでも大丈夫ですが喉に詰まらせてしまう恐れもあるため注意しましょう。
歯磨きガムは奥歯で噛ませるようにする
歯磨きガムを与える時は飼い主さんが手に持った状態で奥歯で噛ませるようにしてあげることです。
奥歯は犬に取って重要な歯になるので歯磨きガムをよく噛ませて歯垢や汚れを落とすようにしてあげましょう。
歯磨きガムを与える頻度について
実は人よりも犬の方が歯垢から歯石化するスピードは速いです。
歯石になってしまうと歯ブラシで磨いても落ちず動物病院で取らないといけなくなります。
そうならない為にもお口のケアは欠かさず、歯磨きガムの場合は1日に1本は与えるようにし歯の健康に努めましょう。
歯磨きガムを与えれば歯磨きは不要になるのか

歯磨きガムを与えていても歯磨きが不要とはならないです。
歯磨きガムは簡単にケアができ手間もかかりませんがあくまでも「補助的なケア」です。
噛むことによって歯垢や汚れを落とす効果はあってもそれは噛んだ部分に対してになります。
全体的な汚れを落としてくれるわけではありませんので歯磨きと歯磨きガムをセットにするのが理想的です。
歯磨き嫌いな犬は多いですが、「慣れ」ることによって歯磨きができるようになるのでゆっくりでいいので歯磨きを習慣化できるようにしていきましょう。
犬に歯磨きガムだけ与えることについてのまとめ
愛犬の歯を守るためにデンタルケアをしてあげることは大切ですが、歯磨きガムだけではケアとしては不十分です。
歯磨きガムは全ての汚れを落としてくれるわけでもなく、あくまでも補助的に使うのがおすすめです。
愛犬の健康的な歯を維持するためにも歯磨きを覚えさせ慣れさせてあげてより効果的なデンタルケアをしていきましょう。


この記事はこれで終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^)v
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