芥川賞を受賞した作家はその後、鳴かず飛ばずで受賞作以降のヒット作がない言うように言われていたりします。
しかし、実際はそんなことはなく、芥川賞を受賞した後もヒット作や、面白い作品を出している作家もいます。
ではなぜ、芥川賞作家はそのそのようなイメージを持たれているのでしょうか。
芥川賞作家は受賞後、活躍しないと言われてるのはなぜか。
その理由について書いてあります。
芥川賞作家がその後目立った活躍をしないと言われる理由

実際には活躍をしていないわけではありません。
芥川賞受賞後も作品を出し、面白い作品を生み出してる作家もいます。
ではなぜそのように言われるのでしょうか。
それは、芥川賞のような大きな賞を受賞していないだけで、その後の作品自体が目立ってないこともあるからです。
また、芥川賞は新人作家の登竜門と呼ばれていることもあり、ベテラン作家が少ないからともいわれています。
つまり、受賞した作品だけが一人歩きをしてしまって、作家についてはよほどの大作を出さなければスポットが当たらないからです。
一作で消えた作家もいる

芥川賞を受賞した後、消える作家もいるというのはごく稀です。
中には、ほんとに2作目を書かずにペンを置く人もいるかもしれませんが多くは、芥川賞作品のような目立った作品を発表していないだけがほとんどです。
また、出版社が商業的な理由でNGにする作品もあったりするので、世に出てないだけで、決して消えたわけではないんです。
出版社が出したい作品と作家が出したい作品が違い埋もれてる作品も多いため、芥川賞作家にマイナスなイメージを持たれているのが原因です。
芥川賞はその作品重視で直木賞は将来性重視

芥川賞はどちらかと言えば、芸術的要素が強く、個性が強い作品が多いです。
それに比べ直木賞は、万人受けする作品が多く、将来性のある作家が受賞する傾向があるため、芥川賞作家はネガティブなイメージが持たれやすいです。
また芥川賞は新人デビュー作と言ったような作品も多く、作家として経験が浅いこともあり、2作目以降に思ったような作品が書けないといったようなこともあります。
それでは芥川賞作家は受賞作だけでその後の作品は面白い作品がないのかと言えば決してそうではありません。
まとめ:芥川賞作家はその後も名作を出している
芥川賞作家は受賞後も名作を出しています。
芥川賞受賞のようなインパクトはないかもしれませんが、読むと面白い作品が多いです。
芥川賞作家はその後鳴かず飛ばずで目立った活躍をしないというのはあくまで個人的な主観からです。
本屋に行って何かの賞を取ったことの無い作家の作品がたくさん並んでいて目立っていたりするのは、商業的な意味合いで出版社の意向が強く反映されているからです。
それでは最後に芥川賞作家である金原ひとみさんのおすすめの作品を紹介して終わります。
芥川賞作家、金原ひとみさんのおすすめ作品は下記の記事にまとめてありますのでぜひチェックしてみてください。
→芥川賞作家である金原ひとみさんのおすすめ作品はこちらから見れます。
この記事はこれで終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^)v
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